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こりゃ面白い!

  • 小林孝男
  • 2017年2月1日
  • 読了時間: 2分

 国立公文書館のデジタルアーカイブズの中に、「仙台侍屋敷絵図」(http://www.digital.archives.go.jp/das/meta/M1000000000000000134)があります。幕府提出用の絵図だったと思われます。時代的にいつ頃のものなのか明示されていません。インターネットでも調べ切れませんでした。但し、次の二点から、寛文11年(1671)から天和2年(1682)の間のものと考えられます。

①現在の高等裁判所の位置に、原田甲斐宗輔の屋敷がありましたが、この絵図からは「原田」の名前が消えています。原田宗輔が老中酒井忠清邸で、刃傷事件を起こしたのが寛文11年(1671)3月26日です。これ以前の絵図(例えば、「仙台城下絵図」(寛文4年・1664)には、重臣であった「原田」の名前は当然明記されています。つまり、この絵図は寛文11年(1671)以降のものと考えられます。

②この絵図では、奥州街道の東側で北六番丁以北の地域は、まだ町割りがなされていません。手元にある絵図の中で、この地域の町割りが明記されている最も古い絵図は、天和2年(1682)の「仙台城下絵図」でした。つまり、この絵図は少なくとも天和2年(1682)以前のものと考えられます。

 さて、デジタルアーカイブズの「仙台侍屋敷絵図」の面白さは、パソコン上で自由自在に拡大することができ、細部まではっきりと読み取ることができる点です。例えば、城の広さの但し書きや、大橋下の広瀬川に書き込んである川幅や深さも、鮮明に読み取ることができるのです。「こりゃ面白い!」の一言に尽きます。同好の士よ、パソコンに向かおう!


 
 
 

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