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お百度参りモドキ

  • 小林孝男
  • 2022年4月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年5月12日


 日課のウォーキングのコースは、大雑把に言えば中山ゴルフ場の外周約6㎞で、そこを反時計回りに歩きます。そのコースの一部、宮城県立光明支援学校から聖和学園短大、スーパービバホーム、しまむら、そして旧双葉総合開発株式会社の事務所ビルまでの約1.6㎞は、緩やかに弧を描く一本道です。

 その区間をウォーキングする時、4月からですが「お百度参りモドキ」を行っています。頼みごとを叶えてもらうために寺社をお参りし、その境内の一定の距離を百回往復して、その度に神仏を拝することを「お百度参り」といいます。私の「お百度参りモドキ」の区間には、20~30m間隔でコンクリートの電柱が55本立っています。そこで1本の電柱を通過するたびに、「神様、世界に平和を実現してください。主の御名によって、アーメン」と祈るのです。そして電柱と次の電柱との間を歩いている時は雑念が入り込まないように、「ドナ・ノービス・パーチェム」(「あたえたまえ・われらに・へいわを」の意味)を唱え続けます。気休めで自己満足にすぎない、と言われれば全くその通りですが、それでもいいと割り切っています。毎日ウクライナの状況をニュースで見聞きしていながら、どうすることもできません。傍観するだけです。せいぜい信頼できる支援団体を探し、救援募金に協力する程度です。ただそれだけで私の生活は何の変化もなく、平然と日々を送っているわけです。そんな自分の生活に風穴を開け「何か」を行わなければ、という思いがあります。世界80億の一人ひとりが「何か」を決断し、「何か」を行っていかなければ、この状況に乗じて核兵器が使用され、核戦争の火蓋が切られかねません。

 「終末時計」というものがあります。核戦争などによる人類の終末(絶滅)を「午前0時」とし、その終末までの残り時間を「0時まであと何分(秒)」という形で象徴的に示す時計で、年に一度更新されアメリカの『原子力科学者会報』の表紙絵に使用されます。2022年は1月に更新され、残り時間は100秒とされました。しかし、その後2月にロシアのウクライナ侵略が開始され、核兵器の使用すらロシア側はほのめかしています。そのことを考慮すれば、「終末時計」の残り時間は恐らく30秒、あるいは20秒、ひょっとしたら10秒を切るところまで来ているのでしょう。このような中で、私たちは祈ることしかできません。いや、私たちは祈ることができるのです!

 
 
 

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