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鹿落観音堂とスミレ

  • 小林孝男
  • 2017年4月14日
  • 読了時間: 1分

 鹿落観音堂を訪れました。鹿落坂(ししおちざか)と越路(こえじ)の道標からすぐ近くの石段を登ったところに控えめにたたずむお堂で、仙台三十三観音33番札所です。お堂の前には次のような言葉が書かれた紙が、ガムテープで無造作に張られていました。

 人は生まれたら死に向かって生きています/その死がいつかわからないから今を大事に生きてゆく/死はおそらく自分がそこに至るまで知りえない真実があります/それでも他者の死は大事な「何か」を伝えてくれます/親しく寄り添った大切な方の死は、悲しみの深さと共に何よりもそれを伝えてくれます。

​ 気負いのないスタイルの張り紙の文字を、しばし熟読。小さな境内の隅に、スミレの花がひっそりと咲いていました。​


 
 
 

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