一人で悦に入る
- 小林孝男
- 2017年5月13日
- 読了時間: 1分

仙台城下五釐掛絵図(ごりんがけえず)を見ると、「堤通」の由来でもある「堤」が北仙台にはっきり描かれています。その堤は梅田川を堰き止めて人工的に作られたものでしょうが、よく見ると、梅田川の南を並行して流れる小川もまた堤に注ぎ込んでいます。恐らく当時は、この小川沿いに人が通れるような生活道もあったのだろうと想像します。現在、中山方面から北仙台に向かうバス通りの荒巻・北仙台間は、道幅も狭く曲がりくねっていますが、これは基本的には小川の跡だからでしょう。
この小川についてもう少し調べてみようと、五釐掛絵図と地理院地図を色々と見比べてみました(地理院地図はとても便利で、任意地点の高度が表示される)。300年以上前の地図と現代の地図を比較しながら出した結論はこうです。この小川の流れは、北山霊園の北側を水源(標高92.6m)とし、荒巻小学校(66.1m)の敷地を横切り、バス停「荒巻小学校前」のセブンイレブン前(54.8m)の変則的な五叉路を、東(右)に曲がりバス通りに出ます。あとはバス通りと同じコースを小川はたどっていたのだと思います。五叉路から西(左)に曲がることはなかったはずです。そちらは高度が高いからです。
「うん、なるほど」と、一人で悦に入った次第です。次は「荒巻本沢」の「本沢」の正体を突き止めます。



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