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人生の「点検口」

  • 小林孝男
  • 2017年7月19日
  • 読了時間: 2分

 6月初めに自宅一階の廊下と部屋の境目に、シロアリが大量に発生しました。多少大げさに表現すれば、掃除機の紙パックが一杯になるほど、シロアリを吸い込まなければなりませんでした。ということで、今日、リフォームでお世話になった建築会社に、シロアリ調査をしてもらいました。床下にもぐって調べる必要があり、そのために押入れの床に、点検口を新設。かなり時間を要しましたがさすが専門家、上手に作るものです。そして調査の方がもぐりこんで調べた結果、被害を受けている箇所が4カ所、その内かなり深刻な場所が1カ所見つかりました。目に見える部分はちゃんとしていても、そこを支える床下では、深刻な状況が進行中だったのです。ちょっと怖さを感じました。これから対策を相談しなければなりません。

 これは建物に限ったことではなく、私たちの人生についても似たようなことが言えるのでしょう。人生を幸せに楽しく、何の問題もなく過ごしていたとしても、実はその人生を支えている土台の部分に、深刻な腐敗が生じているかもしれません。そしてある日突然、腐敗して弱くなった土台が、人生の重さに耐えかねてつぶれてしまい、もう人生を支えていけなくなるかもしれないのです。人生の土台の状況を調査するための「点検口」を作る必要があります。文学や哲学や思想や、その他いろいろなものが「点検口」となり得るはずです。

 今日の点検口作りの大工仕事をずっと眺めながら、そんなことを考えていました。そして私の場合は、若いころに出会った聖書やキリスト教こそが、人生のまさに「点検口」なのだということを、改めて確認した次第です。


 
 
 

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