備忘録2・仙台城下の町割り・敷地割りの基準
- 小林孝男
- 2017年9月14日
- 読了時間: 2分

仙台の街並みは、江戸時代の城下町の骨格を色濃く残しています。もちろん新しい道路が作られたり、道路の幅員が何倍にも広げられたりしているところもあります。それでも、古地図を頼りに町歩きできるほど、城下町だった当時の基本構造は、あまり変わっていないのです。当然と言えば当然のことで、珍しいことではないのでしょう。それでも400年前の町の基本構造が、今なお残っていることに気付くと、驚きを覚えるというか、感動してしまいます。仙台城下の街区の基本は、60間割でした。1間=6尺=約1.82mですから、60間は約109mで、これが1町になります。これだけ覚えているだけで、町歩きが楽しくなります。
藩士や町人の敷地割りは、以下のように定められていました。もちろん藩士の場合は、石高によって大きく異なってきますが、今の世の中からすれば、かなりゆったりした敷地割りでした。
1000石以上 規定なし
800石~ 間口40間×奥行30間(1,200坪 3,960㎡)
500石~ 間口30間×奥行30間(900坪 2,970㎡)
300石~ 間口25間×奥行30間(750坪 2,475㎡)
150石~ 間口17間×奥行30間(510坪 1,683㎡)
100石~ 間口14間×奥行30間(420坪 1,386㎡)
100石未満 間口12間×奥行30間(360坪 1,188㎡)
足軽組頭 間口10間×奥行25間(250坪 825㎡)
足軽 間口7間×奥行25間(175坪 578㎡)
町人・職人 間口6間×奥行25間(150坪 495㎡)
町人半軒屋敷 間口3間×奥行25間(75坪 248㎡)
(参考)
片平丁 約5間5尺 約10.5m
大町 5間 約9m
奥州街道 3間3~4尺 約6.3~6.6m
北一番丁 5間4尺 約10.2m
北二番丁 2間5尺 約5.1m
細横丁 1間3尺 約2.7m



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