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他の人のことを思いやる心

  • 小林孝男
  • 2017年12月5日
  • 読了時間: 1分

 南町のビル街の一角に野中神社が祀られています。政宗が城下町建設の際に地割の縄張りを行い、その時使用した縄を地中に埋め、その場所に社を建てたのが始まりといわれています。その神社は芭蕉の辻近くであります。城下町の中心地に町の安泰を願い祀ったのでしょう。

 縄は結び付ける働きがあるということから、この神社では毎月 11 日を「縁結日」(えんむすび)としています。なかなかい いネーミングです。短い参道には絵馬を奉納する区域があり、「理想の人に出会えますように」 「幸せになれますように」「今年中に結婚できますように」などの願いごとが書かれた絵馬が、たくさん掲げられています。

 その中の一枚に「お世話になっている皆さんが、健こうで事こなどなく安全に助け合ってくら せますように」という文面がありました。子どもの字です。皆が皆、自分の幸せを願い祈る中で、 一人だけ他の人の幸せを祈り求めているのです。この絵馬を目にした時、心がほっこりしました。「私」、 「私」、「私」が先行する現代において、この子どもの他の人のことを思いやる心が、大きく育っ ていくことを願ってやみません。


 
 
 

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