良き年となりますように
- 小林孝男
- 2019年1月2日
- 読了時間: 2分

伝統行事を大切にする家庭に育ったもので、年末に神棚や仏壇を掃除し、正月の飾りつけをし、大晦日の午後にその年最後の茶の間の掃除を行い、お屠蘇の準備をし、必ず年越しそばを食べていました。そういえば、親戚の本家で餅を臼と杵でつき、重ね餅や伸し餅を大量に作り、親戚中に配っていたことを、思い出しました。硬くなる前に、伸し餅を小さく切り分ける作業も、年末恒例の行事でした。
元旦には家族が食卓に集まり、お屠蘇を全員がいただき、新年の挨拶をかわし、家長の父がお年玉を子どもたちに渡した後、みんなで母が手間暇かけて作ったおせち料理に、舌つづみを打ったのもでした。
歳月がたち、おせち料理は近所のお店に予約し、あんこは出来合いのものを利用し、お餅はサトウの切り餅にかわり、屠蘇散は省略し日本酒だけになり、それを飲むのも私が代表しますが、お雑煮だけは毎年妻が我が家の昔からの味を継承してくれています。
さて、この20年程私が行っているお正月の恒例行事は、元日発行の全国紙を全て買い求め目を通すことです。きっかけは各新聞の中に、学校の礼拝で話すネタを探すためでした。全面広告を出している企業をデータ化し、日本の経済状況の動向を読み解こうなどとしたこともありました。しかし、最近は元日の朝、まだ暗いうちに仙台駅の売店に行き、全国紙を買い求める行為自体が、目的になっている感じがします。全国紙五紙のずっしりした重さに、ああ新年を迎えたのだと実感するのです。2019年が世界中の人たちによって、良き年になりますように!



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