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500円のラーメン

  • 小林孝男
  • 2019年3月13日
  • 読了時間: 2分

 昨日(3月12日)、7か月ぶりに「独歩せんだい」を楽しみました。その昔寺屋敷があった青葉区本町一帯を巡るのが、今回の目的でした。

 無事コースを歩き終わり、帰り際に古くから商売をやっている上杉山通の飲食店に入って、軽く昼食をとることにしました。メニューはさほど多くはありませんが、麺類と丼物、団子やお餅もあります。1時を過ぎていたのですが、お客さんの出入りはなおも続いていました。常連客が多い感じです。「冷やし中華の100円増し、お願いします」などと、気軽に注文する声が聞こえてきます。冷やし中華も魅力的ですが、まだ少し季節が早い気がして、無難にラーメンを注文しました。間もなく熱々のラーメンがテーブルに届いたもので、一挙に平らげました。素朴な味です。懐かしい味でもありました。行列を作ってでも食べたくなる味とは言いませんが、私には十分かつ満足でした。

 店内に張り出されているメニューには、ラーメン500円と書かれていました。小銭で540円準備しレジで会計を済まそうとすると、「500円です」とお店の方がおっしゃったもので、「税込みなんですね」と軽く聞き返したところ、その方からは「消費税はいただいていません」との返事が返ってきました。この言葉をどう理解すればいいのか、今も迷いを感じています。ただ、町歩きの中で巨大企業の本社ビルを見上げて、その威風堂々とした雄姿に、権力側に立っている自負と傲慢なまでの自信を感じさせられた直後のことだっただけに、このお店の庶民的な心意気に、ラーメン500円以上のどでかい価値を感じてしまいました。


 
 
 

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